院長紹介
すべては、健やかな身体から
こんにちは。「はり灸八角堂」の鍼灸師、安田奈緒子です。
祖母が医師だったこともあり、幼い頃から身体や病気について自然と関心を持つ子どもでした。
どんなにやりたいことがあっても、体調がよくなければ楽しめない、力を発揮できない。
「健康な身体こそが、何より大切な土台だ」と、当時はうまく言葉にはできなくても、そう感じながら育ってきたように思います。
小学生の頃に習っていたクラシックバレエでは、先輩たちがケガをしたときに鍼治療を受けているのを見て、「鍼って、身体の調子を整えるものなんだ」と感じたことを、今でもよく覚えています。
やがて東洋医学に惹かれ、「未病治(みびょうち)」――病気になる前に身体の声を聴く、という考え方に心を動かされ、鍼灸師になる道を選びました。

わたしも、鍼に助けられています
鍼灸師というと「人に鍼をする」イメージが強いかもしれませんが、実は私たちも、自分の身体に鍼をします。
私はよく寝違えをするので、朝に鍼をしてからそのまま家事を済ませ、仕事へ向かうこともあります。
董氏楊氏奇穴(とうしようしきけつ)という治療法に出会ってからは、痛みのある場所や患部に直接鍼をせず、関連するポイントに一本ずつ鍼を打っていくことで痛みを取る、という方法を取り入れています。
痛む場所に触れずに効果が出ることも多く、自宅で寝違えた朝に頭部に数本の鍼をしていたら、起きてきた娘に「……ママ、大丈夫?」と心配されたこともあります(笑)。
職業柄、患部に鍼を打てない方や、なかなか改善しない痛みに悩んでいる方、内臓の不調などに悩む方に、ぜひこの治療法を知っていただきたいと思っています。
じっとしているのが、ちょっと苦手です
「静かそう」「インドア派に見える」とよく言われるのですが、実はじっと家にいるのがあまり得意ではありません。何かと理由をつけて外に出たくなるタイプです。
そしてもう一つ、よく驚かれるのが「娘が三人いる」こと。
子育ての真っ最中なので、施術中に患者さんと育児の話で盛り上がることもしばしばあります。
お話を伺いながら、わかるわかると共感したり、反対に私がアドバイスをいただいたり。
患者さんとのそんな何気ない時間が、私にとっても大切な学びになっています。

肌と向き合ってきたからこそ
私自身、アトピー性皮膚炎、ニキビ、敏感肌、乾燥、抜け毛…と、年齢やライフステージごとにさまざまな肌トラブルを経験してきました。
女性として、母として、年齢を重ねながら美しくあることの難しさは、私自身が痛いほど実感してきました。
そんなときに出会ったのが、東洋医学的な身体のケアを重視した「ハリウッドスタイル上田式美容鍼」。
体の内側から整えてこそ、本当の美しさが生まれる――その理念に深く共感し、JFACe認定美容鍼灸師の資格を取得しました。
美容と健康は、どちらも欠かせないもの。身体を整えることで、美しさも自然とついてくる。今はその実感とともに、多くの女性に施術を届けています。
女性が、健やかに美しくいられるように
日々の家事や育児、お仕事の中で、自分の身体や心の声を後回しにしていませんか?
小さな違和感や不調も、きちんと向き合えば「整う」力があなたの中に必ずあります。
私は、その手助けをしたいと思っています。
不調や容姿で悩む患者さんが、育児や家事を行う中で自身のケアをすることの大切さに気づいてもらえることを願い、女性が健やかに美しく過ごせるよう日々施術にあたっています。
ときには、ご自身の身体をいたわる時間を持ってあげてください。
そのひとときが、ここ「はり灸八角堂」であれば嬉しいです。
